うまくいかないので機嫌が悪くなり、その不満を人にぶちまける。

そんなのは批判でもなんでもありません。

また部下や生徒や親御さんや校長先生を頭ごなしにしかりつけたり、ただ悪意を込めて人を

こき下ろしたりするのも、批判とは程遠い、ただの下品で卑怯な行為でしかありません。

さらに、自分のやったことがうまくいかなくて、そのためにつらいつらいと泣き言を言って周りにあたるなどに至っては、もうお話にもなりません。

最近は学校の先生がモンペに悩まされ私のところに相談によく来ます。

では、どんなことを本当の批判というのでしょう?

本当の批判というのは、【批判されるものに貴重な贈り物をすること】なのです。

良い批判というのは、相手に新たな道を指示してあげることなのです。

批判とは間違いを正し、将来の展望へつなげてあげることをいうのです。

有益な批判というのは、いつも必ず、相手の人格に対する絶対的な敬意とむすびついています。

そのような敬意をこめた批判が効果的なのは、人の気持ちを豊かにするからです。

逆の言い方をすれば、あなたが相手を評価していなかったり、尊敬していなかったりすると、あなたの批判は自然と攻撃的になったり、さげすみの口調になってくるということです。

すると批判されたほうは、精神的に守勢に立たされて、シャッターをおろしてしまうでしょう。あなたがそれでやめれば相手はシャッターを下ろしたままでしょう。

しかし、あなたがなおしつこく批判し続ければ、相手は反撃に出てくるかもしれません。

いずれにしても相手の批判に傷つかないためには、それが正当で有益な批判なのか、それとも相手はあなたのただ不機嫌をぶちまけているだけなのかを慎重に見極めることが肝心です。

以上

 

 

 

 

 

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