読者の皆様、こんにちは。入試本番という極限状態において、受験生を苦しめる以下の症状の違いを整理しますね。
私は座学が少なく経験知から以下の病状と因果関係があるのではないかと医者でもないのに察しました。
「パニック障害」「局所性ジストニア」「イップス」は、どれも「思い通りに体が動かない・制御できない」という点では似ていますが、そのメカニズムは明確に異なります。
**「微分(細かく分解して分析)」し、最後に「積分(全体を俯瞰して統合)」**する形でまとめました。
1. 微分:3つの症状を個別に分析
① パニック障害(自律神経の暴走)
主に**「生命維持の危機」**を感じた時に起こる、脳の警報システムの誤作動です。
症状: 動悸、息切れ、めまい、強い不安感、「死んでしまうのではないか」という恐怖。
特徴: 試験の特定の動作(書くなど)ではなく、その場の空間やプレッシャー全体に対して反応します。
入試での現れ方: 試験開始直後に心臓がバクバクし、思考が真っ白になって問題が読めなくなる状態です。
② 局所性ジストニア(脳の回路の混線)
特定の動作を繰り返すことで、脳の**「運動制御ネットワーク」**にバグが生じる神経疾患です。
症状: 指が丸まる、手が突っ張る、勝手に震える。
特徴: 「書く」「弾く」など、特定の特定の専門的動作の時だけ、筋肉が本人の意志に反して収縮します。
入試での現れ方: 知識はあるのに、ペンを持つと指が固まって文字が書けない、あるいはミミズのような字になってしまう状態です。
③ イップス(心理的な運動阻害)
精神的な葛藤や過度な意識が、蓄積された**「自動的な動作」**を邪魔する状態です。
症状: 普段なら無意識にできる動作が、急にぎこちなくなる。
特徴: 心理的要因が強く、ジストニアに比べて「状況(ここは絶対に失敗できない、など)」に左右されやすいのが特徴です。
入試での現れ方: 「名前を書き間違えたらどうしよう」といった過度な不安から、手の震えが止まらなくなるケースなど。
2. 比較表
項目 パニック障害 局所性ジストニア イップス
主な原因 自律神経・脳内物質 脳の運動制御の誤作動 心理的プレッシャー
症状の対象 身体全体・意識 特定の筋肉(指など) 習得済みの特定の動作
発症のきっかけ 空間、ストレス、体調 長期間の反復練習 失敗体験、重圧
3. 積分:塾長へのまとめ
これらを統合して考えると、受験生へのアプローチが見えてきます。
パニック障害は「安心感」と「呼吸法」といった環境調整が鍵です。
ジストニアは根性論では治らず、神経内科などの専門的な治療(リハビリや投薬)が必要です。
イップスはメンタルトレーニングや、動作の再習得による自信回復が有効です。
もし生徒が「諦めモード」に入ってしまったら、以前おっしゃっていたように**「家庭訪問」**などで直接対話し、どのレイヤー(身体・脳・心)で問題が起きているかを見極めるのが、塾長としての「解」になると思います。
注記: これらは医学的な診断ではないため、疑わしい場合は医療機関の受診を勧めます。
次は、それぞれの症状に合わせた具体的な「試験中のリカバリー法」を具体化します!!
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こころの訓練士・遊び学習の達人。エキセントリックおじいさん講師 ;伊藤琢哉
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