🎤 ITO・ACADEMY伊藤琢哉先生の英語教育論
「オチない先生」として知られ、かつて英語予備校講師として人気ナンバーワンだった伊藤琢哉先生(アイティーオーアカデミー)が、日本の英語教育の現状と、自身のユニークな教育哲学について語っています。
🇯🇵 日本の英語教育の現状への疑問
先生は、小学校から高校までの12年間も英語を学ぶにも関わらず、多くの学習者が「話せる」レベルに到達できていない現状に疑問を呈しています。
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目標と結果の乖離: 12年間学べば、ある程度話せるようになるべきだが、実際はそうなっていない。
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「読む・聞く・書く・話す」の課題: ネイティブの発音に触れずに育った世代が「聞く」で苦労するのはある程度仕方ないとしても、ALT(ネイティブティーチャー)の導入など、環境は整備されてきたはずだという指摘。
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学習の初期段階: 最初の3年間を「遊んでいる」「慣れるだけ」で過ごしてしまうため、十分な習得に至らないと考えています。
💡 先生の提案と教育哲学
伊藤琢哉先生の教育の核となるのは、**「英語を道具として捉え、他の言語と比較しながら学ぶ」**というアプローチです。
1. 多言語学習による視野の拡大
先生は、英語だけでなくドイツ語やイタリア語なども並行して学ぶことを提案しています。
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英語 からイタリア語 のように、他の言語で同じ内容を試すことで、「英語だけ」を学ぶ行為の制約から解放され、学習を「遊び」として捉えられるようになります。
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視野狭窄の防止: 英語しかできない状態になることを避け、「ドイツ語もイタリア語もやったがダメだったが、英語だけはできた」という経験が、かえって謙虚さを生むと考えています。
2. 劣等感をバネにする「謙虚さ」の哲学
先生の教育理念は、自身の持つ**劣等感(Inferiority Complex)**と深く結びついています。
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「英語しかできないのか」という問い: 英語ができることを自慢せず、「英語しかできないのか」という問いかけを意識的に持つことで、常に謙虚でいられるとしています。
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「隙間(Knowledge Niche)」の活用: 多くの人がやらない、知識の「隙間」を良い意味で活用し、「これだけできる」と言われても、自分の中では劣等感があるというスタンスを維持しています。
この「劣等感を持ち、謙虚であろうとする自然な人のままの状態」を下手の横好きで作っていくという哲学・理念が、伊藤先生の教育をユニークで面白いものにしていると締めくくられています。
伊藤先生のこの教育哲学について、さらに掘り下げて聞きたい点や、具体的な英語学習法など、ご興味はありますか?
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