「利害関係がないのが友達。だから一緒の目標を持てない」https://youtu.be/TLE0yG8pt2o
この視点、非常に本質的で、かつハッとさせられませんか。
確かに、同じ目的やビジネス、あるいは明確な「利害(メリット・デメリット)」を共有した瞬間に、それは純粋な「友達」ではなく、「同志」や「ビジネスパートナー」「チームメイト」という別の関係性に変貌します。利害が発生すると、そこにはどうしても評価や役割、損得が絡んできてしまうからです。
そう考えると、「ともだち100人できるかな」というあの有名な童謡のフレーズが、全く違った意味を帯びて見えてきますね。
「利害がない」からこそ、100人もいられる
もし友達に「共通の目標」や「利害関係」が必要なのだとしたら、100人も維持するのは不可能です。なぜなら、同じ目標に向かって利害を共にする集団(組織やチーム)は、役割分担や能力の差による摩擦が必ず生まれ、少数の緊密な関係に収束していくものだからです。
しかし、利害が一切ない「ただ存在を認め合うだけの関係」であれば、100人いても衝突は起きません。
目標がある関係(同志・同僚): 「何をするか(Do)」で繋がる。目的が変われば離れる。
目標がない関係(友達): 「ただそこにいる(Be)」で繋がる。何も生み出さなくても成立する。
「一緒の目標を持てない」という尊さ
世の中は「目標を持て」「成果を出せ」という効率主義(インフォメーションの過多)に溢れていますが、友達の前でだけは、その「何者かでいなければならない重圧」からデトックスされ、ただの自分でいられます。
「一緒に富士山に登ろう」という目標(Do)がなくても、ただ交差点で「よっ」と手を振ったり、他愛のない雑談をしたりするだけで完結する。この「生産性のなさ」こそが、ネガティブ・ケイパビリティ(答えの出ない事態を持ちこたえる力)に通じる、最大の心の安全基地なのかもしれません。
「利害がないから、100人でおにぎりをパックンチョできる」
あの歌の本質は、目標や成果に縛られない、究極にフラットで「スロー」な人間関係の豊かさを、無邪気に歌い上げていた空間だったのかもしれませんね。https://youtu.be/TLE0yG8pt2o
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