ホリスティック医学と健康の概念

伊藤琢哉閣下の提示の内容は、一般的な**「健康」「病気」の捉え方を超え、人間を全体的(ホリスティック)**に捉える医学・健康観について述べています。

成績が悪くない状態でも予防医学的に塾に行く!コレ大事やな-。歯学なんてほとんど予防ばっかじゃん

1. 人間の「からだ」の定義

ホリスティックの考え方において、人間の**「からだ」**は非常に広範に捉えられています。

  • 「からだ」の総体: 肉体・精神・心・霊魂のすべてを指し、すなわち人間そのものを意味します。

  • 結論: 健康や病気を考えることは、人間そのものについて考えることに他なりません。

2. ホリスティックの基本姿勢

人間の生を**「いのちの営み」**として捉え、ありのまま全体を見つめ、限界や欠如も含めて尊重する姿勢がホリスティックです。

  • ホリスティック医学: 人間をまるごと全体的にみる医学です。

  • 適用範囲: 病気に限らず、人生の生老病死に関わるあらゆる分野の**「癒し」**に関連しています。

3. ホリスティックヘルス(健康)の積極的な定義

ホリスティックヘルスでは、従来の**「病気がないこと」「検査結果が正常範囲内であること」**といった消極的な・否定的な定義をとりません。

従来の(消極的・否定的)定義 ホリスティックヘルス(積極的な)定義
「病気でない状態が健康である」 精神・身体・環境がほどよく調和している。
「検査結果が正常値の範囲以内であれば健康である」 与えられている条件において**最良のクオリティ・オブ・ライフ(生の質)**を得ている状態。

ホリスティックヘルスは、より積極的な健康状態を指します。


要点として

ご提示の文章から読み取れる、現在の日本の教育や医療に対する懸念と、ホリスティックな考え方の対比をまとめると以下のようになります。

従来の考え方(ご自身の見解含む) ホリスティックな考え方
対処療法: 悪い状態(病気・成績不良)になってから対処する(病院・塾へ行く)。 全体性: 人間を肉体、精神、心、霊魂の総体として捉える。
予防(リスクヘッジ): 悪くならないように今の状態を保つ。保険会社的な発想。 積極的な健康: 与えられた条件で最高のQOL(生の質)を目指す。
消極的な健康: 不健康でない状態 = 健康(平均的にできる・病気がない)。 尊重: 限界や欠如も含めた、ありのままの「いのちの営み」を尊重する。

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