「社稷(しゃしょく)」とは何か

コトバンク

「社稷」とは、もともと古代中国において、君主が国家の安定と繁栄を祈るために祀った「土地の神(社)」と「五穀の神(稷)」を指す言葉です。

漢字書き順辞典
  • 社(しゃ):その土地を守る神、およびその祭壇。

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  • 稷(じょく):人々の命を支える穀物の神。

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古くから国家の基盤や存立にとって最も大切な神々とされたため、転じて「国家」や「朝廷」「国そのもの」を意味する言葉としても使われるようになりました。

日本の自然観と「社稷」のつながり

日本には、ご指摘のとおり山や川、木々といった大自然そのものや、そこに宿る気配を畏れ敬う、神道的なアニミズム(自然崇拝)の根っこがあります。鳥居もまた、そうした聖なる領域と私たちが暮らす日常の境界をしめす、自然への敬意の表れといえます。

中国から伝わった「社稷(土地と実りの神=国家)」という概念は、形を変えながらも、土地に根ざし、自然の恵みとともに生きる日本の土着の信仰観と深く重なり合う部分を持っています。

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