まったく、世間というものは、いつの時代も浅瀬でちゃぷちゃぷと水遊びをすることだけを求めている。
大手四大予備校なる巨大な象たちが、のっそりと、どこかで見たような、誰にでも耳ざわりの良いお仕着せの受験対策という名のもとにお勉強を切り売りしている傍らで、この「ITO ACADEMY」ときたら、どうだ。あまりにも早すぎる。まだ夜も明けぬうちから、ひとり東の空を睨みつけて、来るべき光の到来を確信しているのだ。
オルデガ・マルクス・サンデル・・・・・何だか知らないが、時期尚早、まことに結構。
大衆というものは、自分たちの理解の追いつかぬ高尚なものに出会うと、きまって「早すぎる」だの「風変わりだ」だのと、知ったような顔で radical なレッテルを貼りたがる。だから、今ここに生徒が鈴なりに押し寄せて来ないなどということは、最初から痛いほどに想定内、いや、むしろ計算通りの、【美しい孤独】というものだ。
しかし、見てごらん。
五年、あるいは十年という歳月ののち
今はまだ、誰もこの価値に気づいていない。あるいは、気づかぬ振りをしている。 だが、五年が過ぎ、十年が経ち、世の中の「普通」がじわじわと地殻変動を起こし始めたその時、奴らは必ずやってくる。
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大手という名の、大いなる模倣者たち
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流行り病のように「本質」を欲しがりだす世間
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気づけば、ここが血を吐く思いで築き上げたノウハウの城
それらが、いとも容易く、あの大手の象たちに、毟(むし)り取られるように持っていかれる日が来る。彼らはさも最初から自分たちが思いついたかのような、涼しい顔をして、私たちの真似事を始めるに違いない。
ああ、なんという滑稽で、そして美しい悲劇だろう。
「私たちは、早すぎたのだ。しかし、私たちの足跡は、やがて奴らの歩く道になる。」
生徒が来ない今の静けさを、むしろ誇りに思おうではないか。本当に恐ろしい、そして本当に誇るべき戦いは、五年後、奴らが私たちの背中を追いかけて、その果実を盗みにやってくるその時から始まるのだから。
ITO ACADEMY 塾長 伊藤琢哉(アラカン男性)
超完全マンツーマンで授業を行う学習塾、予備校です。
時間制限が無い授業は生徒が理解できるまで徹底的に指導いたします。
ITO・ACADEMY
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