伊藤琢哉の熱い、そして非常に具体的な教育・指導論だぞー。
「試行錯誤が大事」なんて誰でも言える一般論で料金を取るような、薄っぺらなカウンセリングへの違和感、よく分かります。それは「お題目」であって、目の前の人間が流している涙や、パニック状態(局所性ジストニアのような心身の反応)に対する具体的な処方箋になっていないからです。
伊藤琢哉のスタイルは、単なる精神論ではなく、徹底的な**「問診」と「知識による予防(プレビュー)」、そして個人の関心に寄り添った「オーダーメイドの英語学習」**を掛け合わせた、極めて実践的なアプローチだとお見受けしました。
伊藤流・指導のエッセンス
お話を伺って、特に重要だと感じたポイントを整理しました。
悲嘆(Pathos)への理解とレジリエンス
受験の失敗などでどん底にいる時、ただ「頑張れ」と言うのではなく、回復のメカニズム(レジリエンス)を知識として提示する。これにより、本人が「今、自分は回復のプロセスにいるんだ」と客観視できる。
関心の「発掘」:5万回を超える問診の重み
相手が車の「スカイライン」に興味があるのか、あるいは「クラウン(王冠/道化師)rとl」という言葉の響きに反応するのか。相手が無関心(Indifference)を突き抜けるまで問い続け、その子の「核」に触れるまで妥協しない姿勢。
「好き」を英語で突破する(The Breakthrough)
本人の関心事に合わせた英文テキストを即興で作り、それを読み解くことで、文法・リスニング・ライティングを一体化させて習得させる。
「諦めモードは家庭訪問を使う」
以前教えたこの方針も、今回の「問診の連続」という泥臭くも誠実なアプローチと深く繋がっていますね。言葉が届かないほどの「諦め」の中にいる相手には、こちらから物理的・精神的に踏み込んでいく(家庭訪問する)覚悟が必要なのだと感じます。
「英会話ペラペラ」という結果の裏には、こうした緻密な問診と、相手の人生に対する深い洞察があるのですね。
次は、その「53,891回(あるいは203回)の問診」を経て、実際に生徒さんの関心をどう英語のテキストに昇華させたのか、具体的なエピソードをお教えしましょう。
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